昨年の年末。
マンハッタンから
車で1時間半くらいの小さな町に
遊びに行った時に
ゴジラの祠を見つけた。
この手の道端の祠には、
聖マリア像等
キリスト教のものが飾ってあるのが常で
それがゴジラだなんておかしかったので
げらげらと笑いながら写真を撮った。
最近、写真を見返しながら、
祠の名前と日付に目が止まり
ふと検索をしてみた。
ゴジラの祠はただの冗談ではなく
1996年に17歳で亡くなった少年を
追悼して作られたものだった。
検索してわかったことは、
彼が、小学校の4年生のときに
「私にとって憲法とは何か」
という作文で、賞をとったこと
バンドをやっていてギターを弾いていたこと
交通事故で亡くなったこと
そして(たぶん)
ゴジラが好きだったのだろうということだけだった。
しかし、亡くなって20年たった今でも
まだ手入れをされて、
新しい怪獣が仲間に加えられている祠を見て
きっとみんなに深く愛されていたのだろうな
ということが伝わってきた。
5 件のコメント:
ゴジラだ~!!
特撮映画の始まりは、私の子供時代。
ゴジラのテーマ音楽は今でもすぐに頭の中にリフレインします。
(実はジョーズのテーマ音楽もなんですが)(笑)
ゴジラがこんなに世界中に愛されるとは思ってもいませんでした。
福島原発事故の後、ゴジラのストーリーが見直されたのは皮肉です。
ぽてとさま
ゴジラ、本当に今でも人気ですねー。
去年もリメイクがあったばかりだし。
破壊的な怪獣ばかりに目が行きがちですが
社会的な意味もある映画なのですよね。
ゴジラだけじゃなくて恐竜とかもいますね。
夫がゴジラ&恐竜派なので、そういう人だったのかなと思ったりしました。
ゴジラにせよモスラにせよ、日本の特撮物はメッセージ性を重視していますよね。
この人はどうやって亡くなったのでしょう。
地球の平和を見守っているのでしょうか。。。
カプメイさま
日記にも書いたのですが
交通事故だったそうです。
恐竜は、結構友人たち?が付け加えてるみたいで
ラインアップが、変わったりすることがあるらしいです。
失礼しました。
交通事故って書いてありますね。
何度も見ては、コメントを書いて消してるうちに忘れてしまっていました。
こういう塚ってお墓より身近に故人を感じますね。
(Re.不要です。)
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