2013年12月20日金曜日

フォーチュンクッキー





昨日の夕食は

近所の中華料理屋さんに行った。

食べた後には

例によってフォーチュンクッキーがもらえるのだが

昨日の運勢は…



IMAG0097.jpg



「誰かがカラオケパーティに招待してくれるでしょう。」

という、いつものように

的の外れた運勢だった。



どちらかというと私はカラオケが苦手であり

親しい友達にもカラオケに行こう!

と言う人がいないので

これは、大はずれだねーっといいつつ

とりあえず、意味もなく写真だけ撮って家に帰った。



今朝。



近所のSちゃんが、今日の午後から旅に出てしまい

1月の中旬までは帰ってこないというので

出発前に朝ご飯を一緒に食べようということになり

ダッチアップルパンケーキを焼いて持っていった。



朝ご飯には、SちゃんのボーイフレンドのK君も来ていて

3人で、パンケーキを頬張りながら

いつものようにたわいのない話をしていたのだが…

別れ際になって、急にK君が言った。

「ねえ、Bのことを覚えている?」

Bは、K君のよい友人で10月に亡くなった人である。

私は、それほど親しいわけではなかったのだが

話にはよく聞いていたし、顔は知っていた。



「1月にBのお別れ会を開くんだけど

 たびさにも来て欲しいんだけどな。」

と、K君が言う。



「辛気くさいお別れ会じゃなくてね

 Bの人生を祝うような

 楽しい会にするつもりだから

 人数は多い方がいいんだ。」



別に断る理由もなかったので

「いいわよー。どこでやるの?」

と聞いた。



場所は、Bが好きだったという

近所のカラオケ屋だった。



2013年12月3日火曜日

共通語。





韓国語を習い始めて数週間たった。

恐ろしいスパルタのクラスなので

すでに出てきた言葉は数百個を超え

ひーひー言いながら、クラスに出ている。



韓国語と日本語は近いので

なーんとなく似ている発音の言葉がたくさんある。

クラスメートには、北京語ができる人と

台湾語ができる人がいるのだが

彼らも「この発音は似ている」というものがあるらしい。



もちろん、同じ漢字を使っているのに

全然違う意味だったり、

同じ発音に聞こえるのに、違う言葉だったり

微妙にずれていたり、色々ある。

私とその2人は、同じだったり違ったりするたびに

これは、北京語では、台湾語では、日本語では

と情報交換をして楽しんでいて

先生も、これは日本語で同じでしょうとか、

これは中国語と同じでしょうとか教えてくれる。



先週、一人の生徒がある単語を発音しようとして

間違った発音をした。

すると先生が、笑い出して

変な意味の言葉になってしまってますよ。という。

そして、私たち3人の方を向いて

この言葉を知っているでしょう。

これは、中国語と韓国語と日本語すべてで

同じ発音ですよ、と言った。




2009_09_toiletB



中国語でも、韓国語でも、日本語でも

お母さんが子供におしっこをさせる時には

しーしー と言うらしい。












2013年12月2日月曜日

感謝祭前夜のできごと。





4年ほど前まで

Aさん夫婦、Cちゃん夫婦、そして私達夫婦と

よく夫婦3組で集まって

食べ歩きをしていた。



けれども4年前にCちゃん夫婦はロンドンに引越し

Aさん夫婦も1年半前にミシガン州に引っ越してしまい

たまに、どちらもニューヨークへ帰ってくるものの

3組で集まる事はなくなってしまった。



1ヶ月前、Cちゃん夫婦がニューヨークへ

完全に戻ってきた。

Aさん夫婦はまだミシガンに住んでいるけれど

感謝祭で、ニューヨークを訪れるので

この機会を逃すわけにはいかないと

久々に3組で会う計画をたてた。

感謝祭の前日に、Aさん夫婦が

空港からレストランへ直行するという計画である。



感謝祭の2日前。



天気予報は、すごい嵐であった。

「明日、飛行機が飛ぶかどうかわからないよ。」

と言うAさんのメールにヤキモキする

Cちゃん夫婦と私達。

当日になっても

「飛行機が遅れています。」

というメールばかりが届き

どきどきする私達。

来れなかったら4人で食べるしかないね

と話していたのだが…



夕飯の予約に間に合うギリギリの時間に

やっと飛行機が飛びたったメールをもらい…

ニューヨークの空港に着きましたメールをもらって

小躍りをした直後のことである。



Untitled (2013-09-04 23:31:41)




Cちゃん夫婦からメールがあり

息子が怪我をしたので救急病院に行きますメールが届いた。



病院へ行くような怪我だったら

のほほんとベビーシッターに預けて

レストランへ来るなんてことはできないだろう。

ということで、Cちゃん夫婦の脱落が確定。



けれどもAさん夫婦はやってくるので

私達はレストランへ向かう。

んが。

予定の時間になっても、Aさん夫婦は現れなかった。



携帯で「今どこにいるの?」

とメールをしたら

入れ違いに全く同じ文面の「今どこにいるの?」

というメールが届いた。



どうやら、似たような名前の

全然違うレストランに行ってしまったらしい。



ということで約束の時間の30分後、

Aさん夫婦がレストランに到着し…

どたばたの末に4人で夕食をとったのであった。



携帯のない時代だったら

まったくどうなっていたことやら。