マンハッタン島の通りは
碁盤の目になっていて
東西の道は
島の北端と南端を除いて
ほぼ等間隔にぴったり平行に並んでいる。
年に2回、2日ずつ
沈む夕日がこの東西の道と
一直線に並ぶ日がある。
その現象は、
マンハッタンヘンジと呼ばれている。
摩天楼を遺跡に見立て
夏至の朝日が遺跡の中央に当たる
イギリスの古代遺跡ストーンヘンジにちなんで
マンハッタンヘンジと名付けられているのである。
今年(2015年)のマンハッタンヘンジは
5月29日〜30日と
7月12日〜13日である。
5月29日(8:12PM)と7月13日(8:20PM)は、
半分沈みかかった太陽が一直線になる日で
5月30日(8:12PM)と7月12日(8:21PM)が
地平線上のまん丸の太陽が一直線になる日だ。
マンハッタンヘンジは
マンハッタンの中でも楽しめるけれど
モニュメントとしてのマンハッタンを見るのは
やはり、マンハッタンの外側からが良い。
ということで、
川を渡って、
マンハッタンヘンジの瞬間を見に行ってきた。
日の入りの30分ほど前。太陽はまだ高い。
この太陽が沈む瞬間に
真ん中の2つのビルの間にぴったりはまるはずである。
日の入り7分前に通過する消防艇。
そして日の入り。
水平線上に雲がかかっていたので
肝心の太陽を見ることができなかったのが
とても残念だったけれど
吸い込まれるような夕焼けだった。
上の写真は29日のものだが
翌日の5月30日は
雲が一層厚く、夕焼けもなかった。
次回の7月に期待したい。
ニューヨークの文明が滅びて
1000年くらい時間が経ち
この島が再発見された時に
年に2回、物好きな人間達が
マンハッタンのビルの間に沈む夕日を
崇めていたことを
未来の考古学者、または宇宙人が
発見することはあるのだろうか。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マンハッタンヘンジを見た後は、
「こういう古代の儀式には、
やっぱり生贄がなくっちゃねー。」
という話になって…
生贄を食べた。
食べ尽くされた、
6 件のコメント:
あれ、生贄は酢漬けの鰊じゃなかったんですか?
夏至が近づいて、こちらでも日照時間が長~くなりました。
今年のラマダンは次の新月からなんで、大変そうです。
おぉアブシンベル宮殿を彷彿いたしました♪
ではマンハッタンに行く機会があったら↑この日↑を目当てに致しましょう!!
さすがに絵になりますねー7月の写真にも期待してまーーーーーーーーす♪♪
ところで東西の道ってホントに眩しいんですよね・・走行が逆なら良いんですけれど、
出社の時は東に向かい・帰宅時は西に向かうなんて時はホントに・・ヤバイ★★
あまにりも美しい夕陽の時には見惚れちゃったりするから・・(誰も飛び出してこないでね)と祈るのみ☆
現役lecturer さま
いけにえは…。
Young Maiden にするべきだ
という意見もあったんですが…
ちょうどいい感じの Young Maiden が
見つからなかったので
クレープにしましたっ!!
そうええばイギリスは、
夏至の日照時間長いですね!
知り合いは夜9時過ぎまで
ゴルフができる…
と喜んでますが…
tom☆ さま
東西の道、まぶしいですよねー。
私も苦手です…
サングラスをしていても見難い、見難い!
ちなみに
マンハッタンは実際には
島がななめなで
道の東西南北が
実際の東西南北と29度ずれており…
ビルの谷間の中を走っていれば
東西の道でまぶしい!!時期は
結構限られていますが…
一旦マンハッタンから出てしまうと
のべーったりと広いので
東西まぶしーーっ!!となります。
写真展のように見事な夕日が一杯。
マンハッタンで夕日を眺めている気分になりました。
私のその後のいけにえは、羊にしたいところですが、オレンジを刻んでヨーグルトに和えました。
クレープとかわんないですね。
夕日がまぶしい時の運転は辛いです。
若い時の方がまぶしくなかった。
目が弱ってる~?
ぽてとさま
おおー。オレンジでしたか!
私たちが食べたクレープも
オレンジ入りでした。
基本的に生贄はオレンジという方向で。 笑
まぶしいのは辛いですねー。
私は反対に
最近暗い時に特に見づらくなってきました。
とほほ。
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