先週。
友人の、そのまた知り合いの
とある歴史家の方の話を聞く機会があった。
とても蒸し暑い日で
その方のオフィスを訪ねたら
爽やかなピンクレモネードで
もてなしてくださった。
ピンクレモネードは
普通のレモネードに
クランベリーやら、ラズベリーやら
ストロベリー、グレープ等の
赤いベリーや、そのジュースを混ぜて作る。
我が家では最近は
庭のサンシュユで作ったフルーツソースを混ぜて
サンシュユ・レモネードならぬ
(Cornelian cherry lemonade)
ピンクレモネードを作っている。
市販のピンクレモネードでは
ただ、色がつけてあるものもよく見かけるけれど
本来のピンクレモネードというものは
レモネードに赤いフルーツを混ぜて作るものだ。
と、私は、ずっと思っていた。
んが。
どうやら、
昔からお祭りの屋台等で売っていた
ピンクレモネードは
どうも、ただ色だけピンクで
他のフルーツは混ぜてないものが多かったようである。
エアコンの効いた部屋で
ピンクレモネードを飲んで落ち着き
その歴史家の方から
いろいろと面白い話を伺ったのだが…
その話の中で
ピート・コンクリン(Pete Conklin)
という人物の話が出てきた。
彼は、19世紀の半ば、
(まだ日本が江戸時代だった頃に)
アメリカのサーカスで働いていた人物で
一説によると、
ピンクレモネードを発明した人物と言われている。
その説は、こうである。
ある日、サーカスがもう始まろうとしているのに
レモネードを作るための水が
なかったことがあったのだそうだ。
昔の移動サーカスなので、
その辺に水道はなかったんである。
水がない、どうしよう!と思ってうろうろしていたら
馬乗り曲芸をする女性が
赤いタイツを洗った後の水が
まだタライに残っているのを発見。
そのタライの赤い水を使ってレモネードを作って
「おいしいイチゴレモネード」
と称して売ったら…
爆発的に売れたらしい…。
…。
歴史家の方は、話を終えた後…
テーブルの上にまだ少し残っていた
ピンクレモネードのピッチャーをみつめて
にっこりと微笑んだ。
◆ ピート・コンクリン流
元祖ピンクレモネードの作り方
材料:
レモン
砂糖(好みで蜂蜜も可)
赤いタイツまたは靴下
水
作り方:
1.赤いタイツをお湯で洗う
2.タイツを取り除いた湯に砂糖を溶かしておく
3.砂糖を溶かした湯を冷蔵庫でよく冷やしておく
4.レモンを絞る
5.レモン汁と赤い水を混ぜる
◆ たびさ流ピンクレモネードの作り方
材料:
レモン汁
サンシュユのフルーツソース
(作り方はここ←参照)
炭酸水
作り方:
全部混ぜる
8 件のコメント:
げ~っ!!
私はたびさ流ピンクレモネードをお願いします。
カネならある!靴下じゃない方で!絶対!!
今日も散歩道で子供がレモネードスタンド出してました。
おままごとっぽくて、ああいうのも絶対イヤ~(笑)
おおお!私も元祖は、絶対ご遠慮いたします。
たびさ派でお願い!
昔々、かき氷のイチゴ氷を食べたらお口がシロップの色で真っ赤になって・・
メロン氷にしたら、お口が緑色になって・・・
隠れ食いができませんでした。
どぎつい着色料と合成香り??
タイツよりはマシとも思えないシロモノでした(涙)
今は、果汁も入っているし、アイスクリームなどトッピングも豊かになりました。
元祖!うえええ。
フルーツの色で!
くま子さま
子供がレモネードスタンド…
で、思い出したけれど
そういえば、私は子供のころ
庭の土に水を混ぜて
「コーヒー牛乳です」と言って
近所の男の子達に売っていました。
(お金は葉っぱだったけど。)
久々に
くま子ちゃんにも作ってあげよう!!
ぽてとさま
あああー、口が真っ赤になるかき氷
ありましたよねー。
舌が真緑になるソーダとかー。 笑
従弟と一緒に海に行って
そういうソーダを買ってもらって飲んで
舌の見せ合いっこをしたのを思い出しましたっ!!
ぷろとん。
元祖は一応、
イチゴの色ってことで売ってたので
フルーツの色です。
ぜひ、みーちゃんのタイツでお試しを。
お祭りの「赤い××」は危険ですね。
日本の屋台のリンゴ飴、かき氷のいちごシロップ。。。
毒々しい赤=人工着色料って、やっぱりそういうことだったんですね。
カンパリみたいに、虫の赤ってのも嫌だなぁ。(今は違うみたいですが。。。)
カプメイさま
みんな靴下だったりして。 はははー。
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