生アーモンドの季節。

春になると出てくる

生のグリーン・アーモンド。

産毛の生えた緑の実の中には、

後でいわゆるナッツのアーモンドになる

白い種の部分が入っている。

以前は、周りの青い部分を剥いて

この白い部分だけを食べていたのだけれど…

周りの部分も食べられるんだよと聞いて…



食べてみた。



断面はこんな感じ。

白い種の真ん中は

まだ硬くなくゼリー状である。



味は、酸味がちょっとあって

熟れていない甘くない桃という感じで

そのまま食べると青臭くて

うーむ。という感じであるが

オリーブオイルと塩をつけて食べると

カリカリとして、それなりにおいしい。



カリカリかじりながら、

これはお漬物になるな、と思ったら

ギリシャでは本当にピクルスにするらしい。

ちなみに

ペルシャ料理では、シチューにするそうだ。



まだまだ奥が深いグリーンアーモンドなのであった。