今年は、17年ぶりに
セミがうじゃうじゃと生まれる年だった。
17年前にもニューヨーク市に住んでいたので
セミがいたという記憶はあるのだけれど
あまりの多さに恐怖におののく!
という経験はしなかった。
今年は、もっと気をつけて見ようと思ったけれど
6月の初めごろに
セミのニュースをテレビで見た以外は
街中に住んでいることもあって
セミを見かける機会がなかった。
6月の半ばに、
ニューヨーク市から車で2時間半の田舎に遊びに行った。
ニューヨークの17年ゼミは小さいけれど
ちょっとSFっぽい顔(←クリック)をしている。
黒い体に赤い目で
宇宙から来たような形相なんである。
そんなセミが
うじゃーーーーっと木に取り付いて
ぎゃんぎゃん鳴いているところを
鳥肌を立てながら見ている自分
というのを、ちょっとだけ想像しながら出かけたんである。
けれども、どうも季節が遅すぎたようで
セミの抜け殻だけはたくさん見たけれど…
セミの声は、たった1匹分しか聞くことができず…
去年の方が、多かったくらいで、
少々残念だったけれど、同時にほっとした。
17年ゼミは、一度脱皮をすると
この世で過ごせる時間は96時間。
その間に
メスの殆どは交尾の機会があるけれど
オスの殆どは、鳴いても鳴いても
メスに会えずに死んじゃうのだと
セミ専門家の人が言っていた。
あはれなりけり。
11 件のコメント:
閑さや岩にしみ入る蝉の声
って
どう説明したらいいのだろう?
YouTubeをみたのですが、
レポーターがセミの幼虫を「醜い」と表現し
成虫を「悪魔のよう」と形容したのには笑えます。
まずは日本のレポーターは口は裂けてもそのような
表現はしないでしょうね。
そんな表現を中継中したら、その直後から
クレームの電話がわんわんかかってくると思う。
笑
ポコマムさま
そのyoutube、ロシアのニュースの動画ではなかったですか? 笑
そうそう 笑
ポコマムさま、たびささま、
私もどんな鳴き声か知りたくて、同じyoutubeを見てしまいました!
それにしても赤い目のこの方々は、しずけさやなんて感じじゃないですね。
みーんみんみんとか、かなかなかな、なら岩にしみいる感じだけど。
そして・・・・まさかと思ったけどやっぱり食べるのですね。うう。
日本でも戦時中は食べたものだと・・・しくしく。
いや、そもそも西洋人にとって虫の音はノイズでしかないのですから。。。
それに、ロシアにはセミはいないし。。。
いや、それにしてもいい色してますね。
ウルトラマンと戦わせてみたいです。
大勢の蝉が賑やかに鳴いている山にいくと、不思議な感傷にとらわれます。
今日蝉になって泣いている子は3日間しか生きていないのね。
この大量の蝉は、7年地中にいると聞きましたが・・
(アメリカじゃ13年とか17年も周期的発生あるんですね)
こちらでは、毎年決まって同じくらいに賑やかにエゾ春ゼミが山で鳴いていますが、
この大量の蝉の幼虫が7年分、この下の土の中に埋まっているのかと思うと、土の中は幼虫だらけのような気がして・・・(笑)
大人になった途端命を終えるのはかわいそうだけど、実は私は幼虫はすべて苦手。
地面の中の虫をつい想像しちゃうのです。
名前まちがった、上のコメントぽてとです(;^_^A アセアセ・・・
ぷろとんとん
この日記を書くときに、セミのことについて読んでたら
アリストテレスは、セミを食べるのが好きだったって
書いてあった!
ぽこまむさま
あれ、どういう番組なんでしょうねー。 笑
ぽてとさま
たしかに、土の中は幼虫だらけに違いない…
…と思いますです。
だって、セミだけじゃなくてー
蛍とかー、カブトムシとかー、かなぶんとかー。以下省略
カプメイさま
この方たちは、
なんだか妙に、
うそっぽい色なんです。
絶対に、宇宙から来た
セミの形をした何かに違いない。 笑
コメントを投稿