2月になって、朝起きると、気温が
マイナス13℃とか、マイナス15℃
なんていう日が出てきて
体感温度など、平気でマイナス20℃以下になるので…
これはチャンスだ!と思い…
マンハッタンの東側を流れるイーストリバーに、
朝のお散歩に行った。
川が凍ってるかな?
と、思ったんである。
んが。
ヒートテックを、薄手と厚手と2枚重ねて
フリースを着て、
その上にダウンのベストを重ねて
かなーり分厚い寒冷地仕様のコートを着て
マフラーをぐるぐる顔に巻きつけて
ころっころになって
厳寒の中をわざわざ出かけて行ったというのに…
イーストリバーは
いつものように、どよんとした水が
たぷたぷとしているだけだった。
ただ、さすがにカモメも寒いのだろう。
カモメはいつも、杭の上や柵の上にとまっていることが多いのに
水の中の方が暖かいと見えて
そろって全員、川に浮かんでいる。
ちぇ。
せっかく、こんなに寒いのに
全然凍ってないなんて、ちゅまらん。
と、ぶつぶつ言いながら家に帰り
(家の中はホカホカに暖かいので)
フリースもヒートテックも全部脱いで
タンクトップ姿になって…
仕事中のオットに、
「イーストリバーが凍ってなくて、ぶーぶー。」
という、迷惑なメッセージを送ったら
「私のオフィスから見えるハドソン川は凍っています。」
という返事が来た。
ハドソン川は、マンハッタンの西側を流れる川である。
川はだいたい毎年凍るけれど
凍った日に、ぷらぷらと川に遊びに行けるような
そんな暇な日が重なることは、めったにない。
ということで
またいちから、ヒートテックを重ねて
今度はバスに乗って出かけた。
バスの終点から、公園をてくてく歩いて…
川岸に着くと…
じゃーん。
わーい。ハドソン川が凍ってる。
もっと北の方では
砕氷船も出動しているくらい
凍っているそうだけれど
マンハッタン付近の氷はそれほど厚くはなく、
岸の近くで、
うねうねと揺れていた。
昔は、イーストリバーも
歩いて渡れるほど凍ったことがあるそうだが
近年は、そんなに分厚い氷が張ったことはないようだ。
私が訪ねた日に何故、イーストリバーが凍ってなかったのかは謎だけれど、
20日にはイーストリバーも凍っていたらしい。
おまけ:
オットのオフィスから見えるハドソン川