バンクーバーに行く前に
友人に「アライグマが見れるかも」
という情報を教えてもらった。
アライグマ自体は、アメリカにもいっぱいいて
ものすごく珍しいものというわけではないのだけれど
「早朝に、湖のほとりで手を洗うアライグマ」
なんてものは、未だかつて見たことがなかったので
それは、それは、楽しみにバンクーバーに行った。
私が知っているアライグマと言えば…
カリフォルニアに住んでいた時に
授業の前に、校庭でソフトボールなんかして遊んでいると…
木の下に置いておいたバックパックのジッパーを
じーっと、勝手に開けて
中にあるリンゴやら、おやつやらを
勝手に取って、すたこらさっさと逃げていく方とか…
(アライグマは、ジッパーをちゃんと閉めていかないので
うっかり知らずにバックパックを持ち上げると
中の教科書が、ばたばた落ちちゃうんである。 怒)
または、ニューヨーク市内のスタッテン島に住んでいた時に
夜中に、ぎゅいぎゅいいいながらやってきて
きちっとロックされている巨大ゴミバケツの蓋を
ばちん、ばちん!と開けて中をあさる方とか…
(アライグマは、ちゃんと蓋を閉めていかないので
後で野良犬さんが来て、
ゴミバケツをひっくり返すので困るんである。 怒)
そういう、躾のできていないアライグマの方々ばかりで
「湖のほとりで手を洗う」
キラキラしたイメージの自然なアライグマなんて
見たことなかったんである。
キラキラしたイメージどころか
最近は、とんと姿を見かけないので
是非是非、お会いしたかったのだけれど…
結局、時間が悪かったのか
日が悪かったのか、場所を間違ってしまったのか、
残念ながら
念願のアライグマの方々を見ることはできなかった。
んが。
見れなかったことを、
ずーっと、ぶつくさ言っていたら…
昨日の真夜中
セントラルパークで
10年ぶりくらいに
躾の悪い方を目撃したんである。
しかも、見事に激写に成功。
え、わかんないって?
しょーがないなー。
これですよ。これ。
観光客の落としたアイスを拾い食いしたかったのに
スマートフォンを持った集団に追いかけられて
文句を言いながら後ずさりをしていく
躾の悪いアライグマさんの図。
◆ おまけ
バンクーバーの魅惑のナイトマーケットの日記も更新しました。