我が家の裏庭は
半地下の駐車場の屋根の上に作られている人工的なテラスで
樹も草花も、すべてプランターと植木鉢に植えられている。
プランターと言っても、
チューリップを植えるようなちっこいものではなくて
コブシやら、ハナズオウやら
カバの木等のかなり大きな木々が、
わさわさと生えている。
このカバの木。
放っておくと、どんどん伸びて
毎年、毎年、2メートルくらいずつ切ってるのだが
伸びて伸びて困るんである。
上に伸びている、ということは
下にも伸びているということである。
前々から、纏足状態なのが
とても心配だったのだが
今年になって調べてみたら
太さが5センチ以上ある根っこが
プランターを突き抜けつつあることが発覚した。
背の低い木や草花は、私が植えたものだけれど
大きな木々は、私が植えたものではなく
もともと、マンションの理事会が植えたものなので
勝手に色々できない。
しかし、プランターを壊すだけで済むならまだしも
駐車場の屋根を突き破っては一大事。
あわてて、根っこのことを理事会で報告した。
その結果、
我が家の庭に、木陰を作り
周りの建物からの目隠しになって
こんな鳥や、こんな鳥や、こんな鳥の憩いの場となっていた
大きなカバの木、
二冬前に、こんなことになっても頑張ったカバの木は
撤去されることが決まった。
まだ、カバの木以外の木も撤去するのか
プランターをどうするのかとか
何も決まっていないけれど…
とりあえず、衛星写真で観察できる
ミニジャングルとは、さよならである。