2015年5月31日日曜日

生春巻きは、動物です。





写真を管理するのに、

Flickrというサイトを使っている。



このサイト、

最近、新しい機能ができた。



私が今までアップロードしたすべての写真を

 猫の写真!とか

 犬の写真!とか

 食べ物の写真!とか

機械が勝手に写真の中身を判断して、

カテゴリーごとにまとめてくれるのである。



さすが、人間が判断していないだけあって

面白い間違いがいっぱいあり



鳥のカテゴリーを見ていたらこんな感じ。

Screen Shot 2015-05-30 at 4.51.22 PM

どうやらタコは、鳥の仲間らしい。



猫の写真のカテゴリーは、

ほとんど猫の写真だったのだが、

犬の写真のカテゴリー ↓ は、半分以上猫だった。

Screen Shot 2015-05-31 at 8.16.56 AM




何十枚もある虫のカテゴリーには、

本当の虫の写真は、ほんの数枚しかなく

下の写真では、たった1枚だけしかなかったけれど

虫のような動きをする猫のおもちゃ

(一番下段、右から2枚目)

が入っていたのは、なかなか興味深い。

Screen Shot 2015-05-31 at 8.17.20 AM




しかし、その他の動物のセクションに…

Screen Shot 2015-05-31 at 8.17.42 AM

焼き魚のみならず

生春巻きの写真が入っているのは、如何なものか。



なぜ生春巻きが動物のカテゴリーなんだ。

と、友人にぶつぶつつぶやいたら

「エビが入ってるから。」

という簡潔なお返事をいただいた。



ナルホド。






2015年5月30日土曜日

マンハッタンヘンジ





マンハッタン島の通りは

碁盤の目になっていて

東西の道は

島の北端と南端を除いて

ほぼ等間隔にぴったり平行に並んでいる。



年に2回、2日ずつ

沈む夕日がこの東西の道と

一直線に並ぶ日がある。



その現象は、

マンハッタンヘンジと呼ばれている。



摩天楼を遺跡に見立て

夏至の朝日が遺跡の中央に当たる

イギリスの古代遺跡ストーンヘンジにちなんで

マンハッタンヘンジと名付けられているのである。



今年(2015年)のマンハッタンヘンジは

5月29日〜30日と

7月12日〜13日である。



5月29日(8:12PM)と7月13日(8:20PM)は、

半分沈みかかった太陽が一直線になる日で

5月30日(8:12PM)と7月12日(8:21PM)が

地平線上のまん丸の太陽が一直線になる日だ。



マンハッタンヘンジは

マンハッタンの中でも楽しめるけれど

モニュメントとしてのマンハッタンを見るのは

やはり、マンハッタンの外側からが良い。



ということで、

川を渡って、

マンハッタンヘンジの瞬間を見に行ってきた。



日の入りの30分ほど前。太陽はまだ高い。

Untitled photo

この太陽が沈む瞬間に

真ん中の2つのビルの間にぴったりはまるはずである。



日の入り7分前に通過する消防艇。

Manhattanhenge with fire boat




そして日の入り。

Manhattanhenge 2015



水平線上に雲がかかっていたので

肝心の太陽を見ることができなかったのが

とても残念だったけれど

吸い込まれるような夕焼けだった。



上の写真は29日のものだが

翌日の5月30日は

雲が一層厚く、夕焼けもなかった。

次回の7月に期待したい。



ニューヨークの文明が滅びて

1000年くらい時間が経ち

この島が再発見された時に

年に2回、物好きな人間達が

マンハッタンのビルの間に沈む夕日を

崇めていたことを

未来の考古学者、または宇宙人が

発見することはあるのだろうか。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



マンハッタンヘンジを見た後は、

「こういう古代の儀式には、

 やっぱり生贄がなくっちゃねー。」

という話になって…



生贄を食べた。

IMAG2202.jpg

食べ尽くされた、クレープ生贄の図。





2015年5月29日金曜日

最近のマンハッタン農場。





ブドウが枯れてしまって

マンハッタンぶどう園計画がつぶれたので

何か、新しい果物が欲しいなと思い…



今年は、イチジクを植えてみた。

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冬越しがちと気になるが

この近辺で結構冬越しを成功させている人もいるので

寒くなったら、日本の庭園のように

藁でも巻いて、越冬させてみようかと。

(藁をどこで手に入れるかが問題だが)




2年前に

オットのクライアント様からいただいた

大切な、おディル様は、大変に元気で

こぼれ種から、雑草のように

わっさわっさと生えてきている。

(ちなみに、クライアント様は会社を辞めてしまったので

 今年は報告義務がない。)

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シソも、種をいっぱい蒔いたので

どわわーーーーっと芽が出てきた。

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この、わっさわっさと、どわわーは

しょっちゅう、間引きされて…

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たびささんの、お腹に収まっている。




2015年5月28日木曜日

ロシアのサンマ。






私が知っている限りでは

サンマが好きな国民は

日本人と韓国人とロシア人(の一部)である。



他にもいるかもしれないけれど

私が個人的に話したことがあるうちで

サンマへの愛を語れるのは

この3つの国から来た人たちである。



オットもサンマが大好きであるが

かなりの例外な人なので参考にはならないし

フィリピン系の友人や

香港系の友人もサンマが好きだけれど

サンマで育っているわけではない。



子供の頃からサンマが好きだー

という話ができるのは

やっぱり、日本人、韓国人そして(一部の)ロシア人なんである。

(そしてお風呂が好きなのも、
 
 日本人、韓国人、ロシア人である。)



ニューヨークでサンマが買える場所は、

日系、韓国系、中華系のスーパーである。



んが、前から

ロシアのスーパーでもサンマが買えるよ

という噂をきいていたので…



やっと重い腰をあげて

ロシア系のスーパーに行って…



サンマの燻製を買ってきた。

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1匹約150円なり。



ちなみにサンマはロシア語では

「Сайра (サエラみたいな発音)」という。



燻製なので

干物のような硬さを想像していたのだが

切ってみたら…

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中は、どちらかというと生に近い感じ。

焼いたサンマと違い、

燻製なので皮はぐにぐにと硬いが

みずみずしい身が、なんともおいしいではないか。



かなり塩が効いているので、

一度にたくさんは食べられなくて

アツアツのご飯に、シソと一緒にのせたりー

冷奴の上にのっけてみたりー

さらしタマネギと一緒にクラッカーにのせてみたりー

150円のサンマ1匹で何度もおいしかった。






2015年5月27日水曜日

コール・ハーン、春のコーディネート。






ニューヨーク5番街の

コール・ハーン旗艦店。




春のコーディネートは…







やっぱり







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エビ(ロブスター)よね。



お店をひやかしていたら

店員さんに

「このエビと一緒に写真を撮って

 ツイッターにアップしたら

 500ドル分のギフトカードが当たります」

と言われたけれど



「何が悲しくて

 エビと自撮りせにゃならんのだ」

と、言ったら



店員さんが、

「じゃー、僕とエビを撮ってくれ」

と言って、ポーズをとったので

仕方なく店員さんとエビの写真を撮った。




2015年5月26日火曜日

ふりだしに戻る。





私はミョウガが好きである。

はっきり言って大好きである。

ミョウガのない夏は

考えられない。



ということで

厳しい冬が越せずに

全滅してしまったミョウガの代わりを

さっそく取り寄せて植えた。



フロリダからやってきたミョウガさんは

斑入り。



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早く大きくなれーーーー。





2015年5月25日月曜日

うまうまな、パックマン蝦餃





昨日食べた、うまうまな蝦餃は、

パックマンがモチーフになっていて…



パックマンのてんぷらと

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モンスターの蝦餃(エビ餃子)がついてきた。

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非常に邪道に見えるし

こういうものを頼む私は邪道である。



んが。



あなどってはいけない。

これがかなーりおいしいのだ。

4種類の蝦餃が夫々違う味で

中のエビもぷりぷりー。



オットは、パックマンの目が

ブルーベリーなのが許せん!

と、目を箸で突き出していたけれど

(注:食べ物で遊んではいけません。)

目ナシパックマンと

モンスターには大満足であった。







2015年5月24日日曜日

ドライブスルーだけのスターバックス





ブルックリンの郊外で

ドライブスルーだけのスターバックスを発見。

つまり車専用で、歩いては入れないスターバックスである。




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その辺りは、街中のブルックリンと違い

車社会の場所なので

銀行やらファストフードやら

色々なドライブスルーがあったが

このスターバックスは大人気らしく

長蛇の列ができていた。



私は、マンハッタンという特殊な場所に住んでいて

あまり運転しないし、

車社会のカリフォルニアに住んでいた時には

どこにでも自転車で行くようなガキだったので

アメリカに住んでいながらにして

ドライブスルーは

両手で数えられるほどくらいしか

行ったことがない。



きゃー。スタバのドライブスルー!

と、寄ってみたはいいものの

よくよく考えてみたら

その直後に、パーティに出るというのに

コーヒーなんて頼んでる場合ではなかったのを思い出して

写真だけ撮って退散した。




2015年5月23日土曜日

セネガルのヒマな人。





昨日、パーティで

セネガル人だという男性と話をした。



アフリカ出身者にはよくあることだが

彼も、英語、フランス語、スペイン語と

セネガルの現地語3つと、アラビア語

全部で7ヶ国語くらいを話すそうで

日本語も忘れちゃったけれど

ちょっとだけかじったことがあるらしく

ドーモ、ドーモ、を繰り返していた。



日本語で自分の名前を書けるんだ

と言って

紙とペンを取り出したのだが

実際に書こうとしたら

ちょっと思い出せなかったらしい。

文字を2つだけ書いて固まっている。



やっぱり忘れたけど

これだけは書けるよ

と見せてくれた紙には

ひらがな2文字が書かれていた。



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ちなみに、彼の名前は『イブラヒマ』である。








2015年5月22日金曜日

本日の怪獣ケーキ





紅一点。



の写真を撮るつもりだったんだが…




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家に帰って、撮った写真を見てみたら

前列右側に三つ目の宇宙人が写っていた。



いや、この怪獣ご本人が三つ目だったんじゃなくて、

私の撮り方が悪かっただけですが。



2015年5月21日木曜日

コゴミとあさりときのこのパスタ。





山菜を食べたくなったけれど…

摩天楼渓谷にある我が家の庭では

山菜が採れないので…



近所のスーパーに

コゴミを買いに行った。



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Fiddlehead Fern と英語で呼ばれるコゴミ。

Fiddlehead の Fiddle というのは、

バイオリンのこと。

つまり、Fiddlehead Fern とは、

バイオリンの先っちょのぐるぐるのようなシダ

という意味である。



一般的に、よく食べられているものというわけではないけれど

ニューヨークでは、季節になると

青空市にも出てくるし

ちょっとグルメなスーパーだったら普通に売られている。

カリフォルニアに住んでいるときにも見かけた。



コゴミを買ったはいいけれど

計画性がないので

何も考えずにキノコやアサリも買って…

はてどうしよう…と悩んだ末…

ガーリックとディルたっぷりの

コゴミとあさりときのこのパスタを作った。

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いい加減に作った割には、かなり美味しかった。



2015年5月20日水曜日

予期せぬ出来事。





今年の冬も、その前の冬も

本当に厳しくて

ニューヨーク中で色々なものが枯れた。



1年目はなんとか持ちこたえたものの

2年目の冬に耐えられなかったものが多く

私の庭では、

それまで何年も何年も大丈夫だった

ミョウガ、ブドウ、ヒイラギ、ツゲ

タイム、ミント、タラゴン、オレガノ

チャイブ、ネギ、レモンバーム、ゼンマイ

一部のギボウシ、一部のアイビー

そして、一部のアオキが

この春、生き返ってこなかった。



この春、元気に芽を出しているものでも

葉がシモヤケになってしまってるものが多く

近所の公園でも

そんな木がいっぱいである。



という日記を書くために

葉っぱが

シモヤケになってしまっている木の写真を撮ろうと

近所の公園に行って…



シモヤケになっている葉っぱに焦点を当てて

いざ、写真を撮ろう!としたら…



できあがった写真は…


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なぜか、お目目をキラキラさせた

リスの写真になっていた。






2015年5月19日火曜日

不審物発見。





先ほど、所用があって近所を歩いていたら…


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なんだか、アヤシイものを見かけた。



この包み方、

この場所

アヤしすぎる…



ちょうど、近くでおまわりさんが

交通違反のタクシーを捕まえていたので

もしもし、あそこに変なものがありますよ、と

通報してきたが…



なんだったんだろう…

ああ、気になる。








2015年5月18日月曜日

山のふもとで犬と暮らしている。




3年ほど前に書きかけたまま

すっかり忘れていた日記が出てきた。

なんだかもったいないので

そのまま掲載しようと思う。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



その温泉宿を最後に訪れたのは

たぶん、20年以上前だったと思う。

祖母と一緒に行った、その駅前の宿は

外から見ると、昭和の匂いのするような

何の変哲もないコンクリートの建物だったけれど

とにかく、とにかく雰囲気が大好きで

とても気に入ったことが頭に強く残っていて

今回、日本へ行くことになったときに

ふとそれを思い出して、予約を入れてもらったのだった。



夕方、その宿に着くと

宿の人が「おかえりなさいませ。」

と迎えてくれて、ナンだかほっとした。

20年間、何も変わっていないのが

とてもうれしかった。



お抹茶を飲みながら、一息ついていたら

父が、ぼそっと言った。

「ここのテーブルで、忌野清志郎と筑紫哲也が

 対談したと、新聞に載っていたよ。」



それまで、まったく知らなかったのだけれど

その旅館は、

私が大好きだった忌野清志郎の定宿だったのだ。



なつかしい風呂に入り

なつかしい光景を眺めてほっとしながら

忌野清志郎も、この同じ気持ちを感じて

何度も訪れていたのだろうと思った。



明け方

誰もいない露天風呂につかって

彼が眺めていたであろう同じ景色を眺めながら

トランジスタラジオを歌った。




画像-0007.jpg

きっと清志郎も知っていた

山のふもとの宿のわんこ、サバちゃん。




おまけ

山のふもとで犬と暮らしている。By清志郎









2015年5月17日日曜日

ししゃも、ししゃも。






所用で、自然史博物館に出かけたときに

ちょうど海洋生物のセクションを通った。



そこで展示されていた

スルメイカや…

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モンゴウイカは…

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両方とも、まさにイワシのような魚を捕まえんとする様子の

展示であったのだが

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この、ちょっぴり干物風のイワシを目にしたら

無性にシシャモが食べたくなり

その後、ずっと頭の中を

シシャモがぐるぐる、ぐるぐる、回遊していた。



***********



日本のシシャモではないけれど

ニューファンドランド島では、

毎年季節になると

カラフトシシャモ(Capelin)が

群を成して海岸に産卵にやってくるので

海岸で網を持って待ってるだけで

大漁になるらしい。

うらやましい限りである。

動画は←こちら










2015年5月16日土曜日

ヤドカリサンド。






ソフトシェルクラブのサンドイッチを頼んだら…


IMAG2091.jpg



ヤドカリなサンドイッチが出てきた。



うまうまー。

げふ。



2015年5月15日金曜日

タイ・ピンク・ミルク





みなさんご存知の通り

私は奇妙なものを見つけると

試してみたい気持ちがむくむくと湧いてきて

うっかり買ってしまう

という癖がある。



今日も、うっかりやってしまった。



ランチにタイ料理をテイクアウトしたのだが

メニューに

「タイ・ピンク・ミルク」という飲み物があって

ピンクミルクってなんだろー

なんだろー

なんだろー

って思っているうちに

うっかりオーダーしてしまったんである。



でてきたものは、この通り。

IMAG2083.jpg



怪しげなピンクの飲み物である。



この人工的な色は、アメリカでは

ペプト・ビズモル色と呼ばれている色だ。

ペプト・ビズモルは日本で言うと

正露丸にあたるような

歴史ある胃腸(止瀉)薬(液体)だが
 
そのどっピンクな色で有名な薬。



つまり「お腹壊してるの?」

と聞かれるような色の飲み物だったんである。



色はさておき。



作るところをじっくり観察していたのだが

サラ風味だという怪しげな赤いシロップ

練乳をお湯で溶き

氷を入れていた。



飲んでみると、懐かしい味。

どこかで味わったことのある味である。



飲んでいる時には思い出せなかったのだが

後になってわかった。



シャービックだ。

練乳と人工香料が合わさった感じが

子供の時に食べたシャービックに似ている。

イチゴ味ではないんだが、

イチゴ味のシャービックに近い味。



ということで、

こんなもんを飲んでいたということは

オットには内緒にしておこうと思ったのだが

うっかり、写真を見つけられてしまい

もちろん

「ペプト・ビズモル飲んだの?」

と聞かれてしまった。





2015年5月14日木曜日

ヤラレターーッ!!





ニューヨークに住んでいると

オットと交互に…

4年に1回くらい…







IMAG2082.jpg



ハトのウンがつく。



しかし、4年に1回くらい…

宝くじに当たるわけではない。



もちろん



当たった事がないのは、

宝くじを買ったことがないからであるが。






2015年5月12日火曜日

グーグーだってチョコである。





先日、とある店のカウンターに

グーグー(Goo Goo)という名前の

お菓子が置いてあるのをみつけ

名前に負けて、ついつい買ってしまった。



IMAG2033.jpg



たまーに見かけるような気はするけれど

その辺のスーパーで

たくさん売っているお菓子ではない。



製造メーカーの名前を見たら

Standard Candy Company、

つまり、日本語で言ったら

標準菓子会社のような非常に古風な名前である。



たぶん昔からあるお菓子にちがいないと思い

ちょっと調べてみた。



正式名を

Goo Goo Cluster (グーグーの塊)というこのお菓子は

1912年にアメリカ南部はテネシー州、ナッシュビルで作られ

スニッカーズやミルキーウェイのような

中にキャラメルやらナッツが入ったタイプのチョコの

元祖となるお菓子だそうで。

(ちなみにミルキーウェイは1923年

 スニッカーズは1930年に作られたお菓子である。)



100年以上の歴史のあるお菓子だけれど

どうも、地域によってムラがあるようで

中西部で育ったオットは

グーグーなんて知らないよ。という。



中は、ピーナッツとマシュマロヌガーと

キャラメル入り。


IMAG2036.jpg



スニッカーズみたいに、

がんがんに甘いものが好きな方は

見かけたら是非お試しください。






2015年5月11日月曜日

4匹の猿とAKB48。





日曜日は、

セントラルパークでジャパン・デイというものがあった。

ニューヨークで日本の文化を紹介する!

という目的のイベントだったらしい。



私は、普段そういう催し物に行かないのだが

友人達が

「一緒に行って日本を説明して欲しい。」

というので、のこのこついて行った。



食べ物の屋台は、

おにぎりと餃子とお好み焼きとわらび餅と焼きそばの5つ。

(あとは、スナック菓子とペットボトルのお茶)

しかし、無料ということで、恐ろしい行列ができている。



ニュヨークでは、そのくらいの日本食なら

その辺で安く売ってる。

タダだからって、1時間も待ってられるか!

ってことで、私たちはさっさと諦めた。



イベントも、ヨーヨー釣りとか折り紙

キティちゃんと、どーもくんと、リニアモーターカーくらい。

顔に歌舞伎の化粧をしてもらったり、浴衣の試着ってのもあったかな)

子供がいたら別だっただろう。

でも、大人な私たちは興味がなかったので

日本人代表として何も説明するものはなく…



結局、ジャパン・デイとは全然関係なく

セントラルパークで

久しぶりに4人のんびりする日になった。



夏のような陽気のセントラルパークは

ありとあらゆる花殻やら花粉やらが舞っている。



女子4人、ぺちゃくちゃしゃべりながら

お互い、目の前の友達の髪やら洋服に落ちた

花殻やらなんやらに、

しょっちゅう手を伸ばしては、取り除き、

セントラルパークでの優雅な日向ぼっこというよりは、

せわしない4匹の猿の毛繕い状態。




ステージでも

なにやら催し物をやっていたようなのだが

興味がなく、最初は行く気がなかった。



しかし、トリがAKB48。



友人たちが

何故、日本の総理大臣やら日本のお役所やら

国をあげて海外にAKB48 を推しているのか

何がそんなに魅力なのか

文化人類学的、社会学的見地から観察してみたいと

言いだしたので…



ちょっとだけ観察してきた。

生まれて初めての、生AKBである。



ステージの近くには、

スティックライトを振ったり

合いの手を入れている日本人がたくさん。

その周りも、黒山の人だかりで

皆、口々に「あれなに?誰?」と言いながら

とりあえず写真を撮っている。



結局2曲聴いた後、

もういいや… ということになり…


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また、お互いに毛繕いをしながら

花いっぱいのセントラルパークを後にしたのであった。






2015年5月10日日曜日

奇妙なヨーグルト試食大会。




スーパーで、奇妙なヨーグルトが

セールになっていたので

いつもの好奇心がむくむく湧いてきて

つい買ってしまった。



有名なシェフのいる

かなりおいしいレストランのプロデュースなので

奇妙ではあるものの、かなり期待は高かったんである。



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売っていた味は、4種類。

ビーツ、トマト、バターナッツ南瓜

それからパースニップである。




まずはビーツ。

かわいらしいピンク色のこのヨーグルトは

ビーツだけではなくて

ラズベリーも入っていて

どちらかというとラズベリーの香りの方がつよい。

甘みは殆どない。まあまあ。



次は、トマト

これは玉ねぎが入っていて

ほんのり香るので

ヨーグルトとして食べるのは

かなりげんなり。

二口で食べるのを辞めて

残りは、スパイスやハーブ等を混ぜて

ドレッシングにしてしまった。



3番目は、パースニップ

食べている時にはあまり感じないのだが

後味に、パースニップの香りがしっかり残る。

パースニップは、説明が難しいのだが

人参っぽい苦味と甘みのあるクセのある味である。



4番目は、バターナッツ南瓜。

味はヨーグルトそのものでフツーなのだが

鼻に抜ける香りに

かぼちゃスープか

かぼちゃパイのような記憶が残る。



結論。



セールだったので好奇心で買ったけれど

朝ごはんやオヤツに食べるヨーグルトとして

お金払っては、買わない味。



料理のドレッシングやソースに

こういうヨーグルトが使われていたら

納得するような味だけれど

自分で料理に使うなら

プレーンを買って自分で味を調整するので

やっぱり買わないであろう。







2015年5月9日土曜日

大変に残念なできごと。






今年の冬は本当に寒かったけれど

その前の年の冬もとても寒くて

その冬をミョウガたちが生き抜いたからと

安心していたら…

この春は、まったく芽を出さない。

少し掘ってみたら、全滅状態であった。

もっと分厚く藁でも敷いておくべきであった。



2005年に初めて植えたけれど

2006/07年の冬を越せず、

2007年にもう一度挑戦し

その後、毎年のように増え続けて

大豊作状態になっていたけれど

去年でおしまいになってしまった。



アメリカギョウジャニンニクは、

冬越しできたというのに。

あーあ。



また苗を手に入れて

一からやり直しである。



しくしく。



2015-05-09 19.26.11


↑ 冬越し成功のケマンソウ。

英語では、Bleeding Heart  つまり

直訳すると流血している心臓という

縁起でもない名前の植物である。



2015年5月8日金曜日

うにうに。




先日うに丼を食べてから

頭の中がうにだらけになって

うにうにうにうにしていたら…



近所の魚屋さんで、天然もののうにを見つけた。


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一箱22ドル。

あのうに丼は1杯20ドル+税金とチップだから

これで2人分として(うにたっぷり)

次回は、家で作った方が安いなー。



なーんて思いながら、ふと横を見ると…


IMAG1996.jpg



うひゃーー。

天然ものの大きな活うに!!

きっとこちらの方がおいしいに違いない。

1個の重さの想像がつかないけれど

約450グラムが12ドル80セント。

1個買って帰ってもバチはあたらないか!?

なーんて思ったが…



そんな時に、ぴこんっと携帯がなり…

オットからお夕飯要らないというメッセージがきたので

買ってみたい!という気が失せて…



いつの日かあのトゲトゲの物体を

ぱかっとあけて、

おいしいうにを食べてみよう!と

うにうに考えながら

そのまま帰った。





2015年5月7日木曜日

ブラームス生誕182年





本日は5月7日。

5月7日といえばブラームスの誕生日である。

ヨハネス・ブラームスは182年前の今日

ハンブルグで生まれた



ドイツ音楽の三大Bの一人とも言われるブラームス。

ピンと来ない方も

きっと音楽を聴けば

ああ、耳にしたことがあるな

という曲がたくさんあると思う。



そんな中で、私にとって一番思い出深いのは

何といっても

ハンガリー舞曲の第5番である。








なぜこの曲が思い出深いかというと…



小学生時代

毎日、毎日、毎日、毎日、毎日、毎日

給食の時間が始まるとともに

黒板の上のスピーカーから

この曲が流れてきたので…



この歳になっても

この曲を聴くたびに必ず

ソフト麺やら、ビニールに入ったマーガリンやら

どよんとした、生ぬるい牛乳の蓋のかほりが

脳内にありありと浮かんでくるからである。



たぶん、カーネギーホールで

どよんとした、生ぬるい牛乳の蓋のかほりを

脳内で再現したことがあるのは

きっと世界の中で私くらいじゃないかと思う。







2015年5月6日水曜日

うまうまチャンポラード





ずいぶん前に

フィリピンで朝ごはんに食べるチョコレート粥

「チャンポラード」

についての日記を書いた。



それから友人のMちゃんが

タブレヤという

チャンポラードに使うチョコレートを

送ってくれたので

それを使ってチャンポラードを作った

(詳しい作り方は ↑ ここをクリック。)



その後、Mちゃんのおばさまが

カカオ農場から

直々に送ってくださるタブレヤ以外にも

おいしい市販のタブレヤを見つけた。

Antonio Pueo のタブレヤである。



IMAG0794.jpg



それから、チョコレート粥と一緒に食べる

ツヨと呼ばれる干物や…


IMAG0792.jpg



バングスと呼ばれる魚のオイル漬け

買うことができるお店を見つけたので

いつでも正式なチャンポラードを作れるようになった。



じゃーん。

干物をのっけた

正式なチャンポラードの図。

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これ、チョコレートと米と魚という組み合わせが

異様な感じはするものの

おはぎ や おしること一緒に

お漬物を食べている感覚で

実際に食べてみると思ったよりも変ではないのだ。



慣れてくると、

甘みと塩味がとってもいい感じ。



んが。



昨年末、従妹が子供を2人連れて

遊びに来た時に振舞ったら

従妹は「案外いけるじゃな〜い。」

と、喜んでいたが…



後で聞いてみたところによると

子供達には、びみょーだったそうである。



ふんっ。これは大人の味なのだ。






2015年5月5日火曜日

春。ぐるっと360度。





春のマディソン・スクエア・パークを

ぐるっと360度撮ってみた。





Screen Shot 2015-05-05 at 6.33.26 PM




ここ←をクリックすると、 

 ニューヨークの春を360度満喫できます。  

リンク先の写真をつっつくと上下左右自在に動きます。





2015年5月4日月曜日

ニポンのおトイレ。







不思議の国ニポンへ遊びに行っていた友人が

ちょっと前に帰ってきて

ちょこちょこと話を聞かせてくれている。



日本のトイレは、恐ろしい旧式であろうが

素晴らしく進化した未来型のトイレであろうが

こちらとは、かなり事情が違う。

やはり、彼らもそれが面白かったので

写真やら動画を色々撮ったらしい。



なかでも、泊まった旅館の全自動のトイレが

トイレの室内を歩き回ったり、

ドアを開けたり閉めたり

色々するたびに

蓋が開いたり閉じたり

勝手に流れたり、

非常に面白かったので

動画に撮って

フェイスブックかなんかに載せたんだそうだ。



その時に、日本語のリモコンの写真も撮って

載せたのだが(こういうボタンの写真 ↓ )




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とある友達がフェイスブックを見て


「ええええ!
 
 日本では、トイレでおっぱいも洗うの!?」


というコメントをくれたそうだ。




(注:たびさは、フェイスブックをしておりません。)




2015年5月3日日曜日

娯楽専用トイレ。





先日行ったお寿司屋さんは

味はよいし、お値段もとてもお手頃で

とてもまじめそうな日本人のご主人と

とてもまじめそうな日本人の方々が働いていて

地味だけれど

とてもよいお店であった。



そんな地味だけれど

とてもよいお店で

トイレに行ったら…



トイレのある廊下の…

非常なシンプルな白い壁に…

しなーっと

こんな表示がしてあった。









娯楽専用。

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2015年5月2日土曜日

バドワイザー





世の中には

バドワイザーは小便の味。

と断言する人がいる。

馬の小便だ、という人もいる。



私は、小便を味見したことなんてないので

その味の共通点を語ることはできない。



しかも、よくよく考えてみると、

バドワイザーも、もしかしたら2回くらいしか

飲んだことがないので

バドワイザーの味そのものを語る権利すらない。



*****



クイーンズにうに丼を食べに行った時に

その店の近所に

色々な地ビールが置いてある店をみかけたので

入ってみたら



ありとあらゆる、おもしろそうな地ビールに混ざって

一応、バドワイザーも置いてあった。



置いてあったんだが…



これは…


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何かを意図した飾り付けなのだろうか。








エリック・クラプトン-70歳記念コンサート





エリック・クラプトンの

70歳のお誕生日コンサートに行ってきた。

(本当のお誕生日は3月30日)




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大好きだったマリアン・マクパートランド

80歳のバースデーコンサートに行った時も思ったけれど

歳を重ねて人を魅了する演奏する人々は

ただただ最高にカッコイイ。



若造がちょっとテクを見せびらかしてるのと違って

人生の奥深さが音に出る出る。

だんだん歳とともに弾き方が丸くなっていくアーティストもいるけれど

クラプトンのギターはちっとも丸くなっていない。



コンサート時には2万人も座れてしまう

マジソン・スクエア・ガーデンは大きすぎて

音質なんかも最悪だし

ステージは遥か彼方だから

その意味では、家でYouTubeでも見てる方がいい。



けれども、同じ空間にいて

彼の弾くギターの音に

自分の皮膚が直接共鳴しているのを感じられるのが

やはりライブのすばらしさだなと

思うのであった。



2015年5月1日金曜日

うまうま!ゆないど!






知り合いのDさんと久々にランチをした。



携帯メールで

「金曜日にランチをしよう」

と言ってきたので

「何食べる?」

と聞いたら

「ゆないど。」

というお返事。



「ゆないど」って何じゃらほい。



「ほら、たびさがこの前

 ゆないどが美味しい店を見つけたって言ってたじゃない?

 だから、そこの店に行こう。」

という。



え?私が「ゆないど」をオススメしたのか?

私がオススメの「ゆないど」ってなんだ?

と、おもっていたら


それは…





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うに丼のことだった



ああ、そうだった。思い出した。

ずいぶん前に

彼女が、うにをお腹いっぱい食べたいというから

うにをお腹いっぱい食べられる店を

オススメしたことがあったんだった。



そんなことはすっかり忘れていた。



うにだけのうに丼と

うにまぐろ丼と

うにサーモン丼があって

私は、うにまぐろ丼を選択。



いやー。とろけるおいしさ。

Dさんも私も、にやける、にやける。

「ゆないど」は

しあわせーなお味でございました。



うに丼が出てきたときに

お店のご主人が出ていらして

「うには、あと2週間でシーズンが終わりだよ!

 5月の中旬にはマズくなるからね!」

とのこと。



うにのシーズンなんてちっとも知らなかったが

ぎりぎりセーフ。



げふ。